衆議院秘書協議会

役員・会員数

(平成26年6月6日現在 会員数 約500名)

平成20年度 布衣の会役員

顧問 松木 國利
会長 森 陽一郎
副会長 小倉 実・木村 庄一・小島 満彦・瀧川 俊行
幹事 磯部 孝司・井上 智香子・小笠原 洋一郎・岡本 今廣・尾崎 美佐子・小林 準・平井 浩一・松尾 好勝・三原 将嗣・波川 国夫
会計幹事 花田 叶・高澤 信

趣意書

国会議員秘書OB会の結成について

国会は一昨年(平成2年)11月29日に、第一回帝国議会(明治23年11月29日)の開会から数えて百周年を迎えました。

私たちが永い年月、国会議員秘書として政治活動を行ってきた秘書制度は、日本国憲法の施行(昭和22年5月3日)により制度としてとりいれられ、以来新しい憲法に基づく第一回国会(昭和22年5月20日)から実施されて早くも45年を経過しました。
現在、秘書制度と処遇については各党秘書会、秘書団で構成する衆議院秘書協議会の活動により「公設秘書二名制」「年金基金」「組合健保」「給与制度の抜本改正」などの制度化を実現することが出来ました。
しかし、今の処遇と制度になるまでには、国会で永い間秘書として活動しながらそれらの恩恵に浴することなく辞めていかれた、多くの先輩秘書の方々の並並 ならぬ運動の継続と努力があったからであります。いま永い運動の成果により一定の前進をみたことを喜び、先輩秘書の皆様方に心から感謝を申し上げる次第で あります。

いま政界には、政治倫理をはじめとして政治資金や選挙制度など政治改革を求める国民の声が高まっています。今こそ国民の信頼を回復するため議員、秘書、政党ともに全力を挙げなければならない時であります。
このたび、私たち各党各派に亘る秘書協運動のOBが集まり、OB会結成世話人会を開いて協議した結果、現役の秘書協議会の運動と相呼応して、将来の秘書 制度の一層の充実を図り議会制民主主義の発展に寄与するための行動として、国会議員秘書OB会の結成に取組むことにいたしました。
曾って皆さんは、それぞれの人生の一時期一定の期間を、国会議員秘書として国会の内外で、世直しの理想に燃えて活躍されました。秘書を辞められてから、今では各方面で益々ご活躍されていることと存じます。

時は流れ、政界も大きく変りつつあります。ここに秘書活動を経験された皆様方にお集りいただき、久し振りに旧交を温め、社会の第一線で活躍する先輩諸兄の情報交換と交流の場をつくり、楽しい会に発展させていきたいと念願しております。
人生八十年の今日、これからは世代、党派を超えて集まり、皆様の豊富な経験と実践を生かしていただき、わが国の政治改革を前進させるために格別のご協力をお願い申し上げる次第であります。

衆議院インターネット審議会中経