衆議院秘書協議会

秘書協ニュース2007年1月号

秘書協議会の原点忘れず前進を

衆議院秘書協議会 会長 佐々木 公

 新年明けましておめでとうございます。
新しい議員会館の建設が進んでいます。新会館に入るには最低でも、もう一回は選挙を勝ち抜かなくてはなりませんが、狭い、使いづらい会館からの移転をだれもが待ち望んでいます。皆さんの要望は秘書協議会を通じ着実に実行されようとしています。
新機能を備え、新しい姿を見せる議員会館の前には、 威風堂々と、歴史を重ね、重厚さを増す国会議事堂があります。この対比の中に私たち秘書としての仕事があります。国政という常に変わらぬ重要な基本があり、その取り組みには、時代にあったスタイルが要求されていくと思います。秘書という仕事に誇りを持って取り組んでいきたい。それを実現するのは常に自分たちの行動です。先輩たちは秘書の制度を育て、守るために秘書協議会を立ち上げました。苦労の連続でした。この一年も、秘書協議会は原点を忘れず、活動してまいります。皆さんのご協力をお願いたします。

 

各会派の会長挨拶

 いよいよ通常国会も始まり、新しい年がスタートします。昨年五月に自民党秘書会の会長となりました。本年もよろしくお願いします。秘書協の活動で強く感じますことは、いまある公設秘書制度は秘書年金や健保も含めて、多くの先輩が党派を超えて一致協力し、積み上げてきた制度であるということです。新しい秘書さんも大勢おられますが、多くの皆さんのご理解を頂き、更に充実した秘書制度の実現に努力したいと思います。新しい議員会館工事も本格化してきました。不便もありますが、より良い議員会館とするためにもご協力をお願いします。

自由民主党秘書会会長  三盃幸久

明けましておめでとうございます。昨年来、新議員会館建設への槌音の中で新年の幕開けとなりましたが、年始早々凄惨な事件が連日報道され、身が凍る思いがしています。さて、民主党秘書会では能力向上と互いの結束を計る目的で秘書研修会を平成4年から継続して行っております。本年は選挙の年ではありますが、複雑化する社会や情報化等に対応できる能力を養うために、国政に関わる一員として研鑽を積む努力を怠らないことを新年の誓いとしたいと思います。今後とも皆様のご指導をお願い申し上げます。

民主党秘書会会長  芳賀大輔

「魔は天界に棲む」―「改革」を旗印に五年間疾駆しつづけた小泉内閣を受けて、昨年九月二六日安倍新内閣が誕生しました。秘書制度論議も政策担当秘書が設けられて十三年余が経過し一見平穏に映りますが、昨今の「政治とカネ」事情を窺うと、いつなんどき邪な秘書給与制度の見直し論議が勃発するやもしれません。そのためには常在戦場の構えで党派を越えて団結し「秘書の一分」を発揮しましょう。そして「猪バウアー」でウォーミングアップをしつつ「猪突猛進」の勢いを以てこの一年を乗り切りましょう。

公明党秘書会会長  増喜重敏

窓の外を眺めていると、せわしげに行き交う大型クレーン車の姿が目に飛び込んできます。私たちの働く場である議員会館の建て替えが、現実に進行していることを実感させられる日々です。昨年は、会館建て替え問題をはじめ、調査局の方々との率直な意見交流など、個人的にも有意義な体験をさせていただきました。普段の業務とは違った新鮮な感動・発見を与えてくれました。いま、私たちに与えられたテーマは、複雑で多様ですが、皆さんとご一緒に真摯に向き合っていきたいと思います。

日本共産党秘書団団長  石井敏憲

謹賀新年。今年も国会での新しい年を迎えることができました。日本国憲法を活かし、日本人で良かったと思えるための国作りに奔走する国会議員、またその活動を支える秘書として活動を展開されている皆様に敬意を表します。次期通常国会でも国会の仕組みや秘書制度のあり方を通して、日本の政治が国民に広く理解されるよう努力を続けたいと思います。また、多様な政治への関わり方を分かりやすく身近な人々へ届けたいと思います。議員各位、秘書各位のご健勝を祈念申し上げます。

社会民主党秘書会会長  喜久里康子

新年、明けましておめでとうございます。国民新党・無所属の会は、できて間もないミニ会派でございますが、共に秘書協議会の活動をさせていただきたいと思っております。国会を取り巻く環境もいろいろと変化してきておりますが、つねに国民のみな様に信頼される体制であるべきだと考えます。大切なのは、事態改善のための行動です。知恵を出し合い、連携を取りながら今年も元気に頑張っていきましょう。

国民新党・無所属の会秘書会会長  牧田智行

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